2008年1月3日木曜日

Tony jaa おすすめ度


この作品は、最近主流のワイヤー・ワークを使わず、スタントマンの起用、CG、早回しによる編集を一切排除し、迫力満点の本物のファイトで見せる、ムエタイ・アクションである。 タイの興業収入記録を塗りかえ、各国映画祭で絶賛された大ヒット作。国技・ムエタイを武器に戦う男ティンを演じたトニー・ジャーの華麗な技は見逃せない。 ブルース・リー、ジャッキー・チェンやジェット・リーに勝るとも劣らない体当たりのアクションは衝撃的で、本物だけが持つ迫力にこだわり、誰も到達できなかった領域へと踏み込んだ。この映画は歴史に残る1作なのである。 タイの片田舎、のどかなノンプラドゥの村では、人々を災いから守ってきたオンバク像の感謝祭が執り行われようとしていた。 そんなある晩、オンバク像の首が切り取られ、村の外に持ち去られてしまう。犯人は村の出で、今はバンコクで密輸団の手先となっているドンという男だった。 災いを恐れる長老たちは、村一番のムエタイの使い手である青年ティントに白羽の矢を立てる。村人たちが貧しい暮らしの中から集めた旅費を手に、ティントは一路バンコクへ旅立った。初めて見る大都会でティントはドンの居場所を探し始めるが…。ラストまでアクションがノンストップである。

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