2008年4月1日火曜日

2008年1月3日木曜日

おすすめ度, Thai dragon


 この作品は、映画界に旋風を巻き起こした『マッハ!!!!!!!!』(03年)のチームが、再び超過激でパワフルな格闘アクションを届けてきた。 タイの国技ムエタイの技術を映画に取り込み、それがいかにオリジナルで本物であり、鍛え上げられた肉体から繰り出される神業的なムエタイ・アクションを披露している。 しかし今回は、更なる驚きを感じるに違いない。トニー・ジャーの身体能力の高さについてはいまさら言うまでもないが、アクションをこなす映画俳優の中では、現在間違いなく世界最高といえるのではないか! これまで同様、CGもワイヤーもスタントも一切無し。パワーとスピードはもちろん、技の芸術性もピカ一だ。 料理店の裏の建物のらせん上の階段を上へ上へとバトルしていく長まわしは、目を離せない。さらに、クライマックスで見せる49人相手の関節技の格闘は圧巻! そして、愛する家族である象のため、命をかける男の感動的なドラマにも仕上がっている。オーストラリアへ舞台を変えても、絶大な力を見せるトニー・ジャー。プロレスに剣術、カンフーにカポエイラと異種格闘技の見もので、あらゆる局面で魅せきってくれる! 家族同然の深い絆で結ばれた、青年カームと2頭の象。しかし、その象が国際的動物密輸組織に連れ去られてしまう。カームは、悲しみと怒りを胸に、一路、組織が暗躍するオーストラリアへ。 超人的な肉体とムエタイで、曲者揃いの刺客たちを次々と撃破していく。だが、頼るべき警察も不穏な動きをみせており、それぞれが絡み合い壮絶なラストシーンに突入していく。

Tony jaa おすすめ度


この作品は、最近主流のワイヤー・ワークを使わず、スタントマンの起用、CG、早回しによる編集を一切排除し、迫力満点の本物のファイトで見せる、ムエタイ・アクションである。 タイの興業収入記録を塗りかえ、各国映画祭で絶賛された大ヒット作。国技・ムエタイを武器に戦う男ティンを演じたトニー・ジャーの華麗な技は見逃せない。 ブルース・リー、ジャッキー・チェンやジェット・リーに勝るとも劣らない体当たりのアクションは衝撃的で、本物だけが持つ迫力にこだわり、誰も到達できなかった領域へと踏み込んだ。この映画は歴史に残る1作なのである。 タイの片田舎、のどかなノンプラドゥの村では、人々を災いから守ってきたオンバク像の感謝祭が執り行われようとしていた。 そんなある晩、オンバク像の首が切り取られ、村の外に持ち去られてしまう。犯人は村の出で、今はバンコクで密輸団の手先となっているドンという男だった。 災いを恐れる長老たちは、村一番のムエタイの使い手である青年ティントに白羽の矢を立てる。村人たちが貧しい暮らしの中から集めた旅費を手に、ティントは一路バンコクへ旅立った。初めて見る大都会でティントはドンの居場所を探し始めるが…。ラストまでアクションがノンストップである。

『トム・ヤム・クン!』TONY JAA


トニー・ジャー(Tony Jaa)〔パノム・イーラム(1976年2月5日)〕は、アクション俳優および振り付け師である。タイ東北・スリン県出身。ジャッキー・チェンに憧れ武術の練習を始め、15歳の時にアクション映画『Kerd Malui』(監督・主演:パンナー・リットグライ)に出会い、パンナー・リッティクライのもとでスタントを学び、高校に通いながら、現場で雑用係、照明助手を務める。  卒業後はマハサラカム地方の体育短期大学でムエタイや剣術、テコンドー、器械体操などを習得し、パンナーの元でトレーニングを積みスタントマンになる。生身では不可能に見えるアクションをワイヤーやCGの効果を使わずこなすことが一般に評価されている。 ちなみに『七人のマッハ!!!!!!!』主演のダン・チューポンとは大学時代からの親友でもある。 元々はスタントマンであり、映画『モータル・コンバット』などでのスタント経験がある。『マッハ!!!!!!!!』(03年)で主演を行ったことから、国内で注目を集め、さらにそれが海外で公開されたことにより国際的に注目を集めるアクション俳優となった。 次作の『トム・ヤム・クン!』(05年)が公開された(日本では2006年4月より公開)。この映画ではパノムの出身地であるスリンとその名物である象がモチーフとなっている。 なお、本名はパノム・イーラムであるが、外国ではトニー・ジャーと呼ばれている。 これはトニーという彼の外国における芸名に、タイ語のあだ名であるジャー(??、より正確にはチャー)を香港の俳優風に名字に見立てたものである。 タイ国内では一般的な俳優の呼び方に従い、あだ名+名、つまり「チャー・パノム」と呼ぶことが多い。

で肌を見せた男たち

このまえの記事では特に露出度の高い71名を紹介したが、あれほどではないが肌を露出している男性はまだいるので、今回は彼らをリストアップすることにしよう。
上半身裸なのは37名Jesse McFaddin(Rize)、よこうち・しょう、田中幸太朗、須藤元気(ただし背中を見せている)、成宮寛貴、玉山鉄二、加瀬亮、清水宏保、SAM(TRF)、前川泰之、山本耕史、前園真聖(ただし写っているのは胸から上のみ)、清春、森山開次、胡軍 Hu Jun, 張智霖Julian Cheung Chi-Lam, Jimmy Hung, Kenny Kwan Chi-Bun, 鄭元暢 Joseph Cheng Yuan-Chang, スティーブン・ファン 馮徳倫 Stephen Fung Tak-Lun, 呉浩康 Deep Ng Ho-hong, YuanWei JueXing, Shine, Ray Lee, Daniel Henney, Thad Wong, トニー・ジャーTony Jaa, 黄立行 Stanley Huang Li-Xing, ワン・リーホン 王力宏 Leehom Wang, 賀軍翔 Mike He Jun-Xiang, ニコラス・ツェー 謝霆鋒 Nicholas Tse Ting-Fung, 李燦森 Sam Lee Chan-Sam, シア・ユイ 夏雨 Xia Yu, カンタ Kangta & ヴァネス・ウー 呉建豪Vanness Wu, ウィリアム・ソウ 蘇永康 William So Wing-Hong, テレンス・イン Terence Yin Chi-Wai(ただし背中を見せている)
服の間から胸や腹を見せているのは19名中田英寿、ダルビッシュ有、妻夫木聡、みやざき・ゆうすけ、池内博之、宮沢和史、小池徹平、為末大、TM Revolution、李銘順 Christopher Lee Ming-Shun, 何潤東 Peter Ho Yun-Tung, 呉克群 Kenji Wu Ke-Qun, 蘇有朋 Alec Su You-Peng, ダンカン・チョウ 張群達 Duncan Chow, 張震 Chang Chen, 黄維徳 Victor Huang Wei-De, 陳暁東 Daniel Chan Xiao-Dong, 張勛傑 Michael Zhang, 郭品超 Dylan Kwok Pin-Chao
したがって、程度の差はあれ肌の露出のある男性は合計127名になる。これは写真の載っているアーティストの約42%に当たる。

やっぱTONY JAA凄いわぁ!


ストーリー性としては色々と突っ込みを入れたくなるところはありますが、TONY JAAのアクションはそれを吹き飛ばしてくれます。ただオーストラリアまで行く必要をあまり感じませんでした。役者の英語もかなり訛りがきついし、きっと英語圏の人には通じないと思います。ちなみにTONYは英語を一言も喋りません。多分、監督も新しいことに挑戦したかったのだとは思いますが、私は『マッハ!』の時みたいに、もっとタイを見せて欲しかったです。カポエラメチャクチャかっこいいです。TONYの宙を舞うパフォーマンスもすばらしいです。あ~いったアクションを出来る人がTONY JAA一人だとは思えませんが、あのアクションをあんなに美しくやれるのは彼一人だと思います。

動画, TONY JAA


ヨン様ファンの方々が韓国を目指すように、ワタシもたった一人の人を知ってタイを目指したのがすべての始まりでした・・・ その人の名は



TONY JAA「知ってる人手ぇ挙げて」って言ったら10人ぐらいはいそうですね。100人中(笑)タイを代表する格闘技、ムエタイを駆使したアクション映画「マッハ!!!」「トムヤムクン!」タイトルからして人をバカにしてます。「マッハ!!!」はともかく「トムヤムクン!」って何だよ?みたいな・・・「相撲が題材なら“ミソスープ”かよ」って言った人もいました。だけどこれが原題なんだからしょうがないじゃん。ゴルマイで初めてタイ人を知った人は「わぁ、美形」って思って驚いたと思いますが私はもっと驚きましたよ。だって、私のタイ人の基準は彼だったんですから。

ゴルマイは世界遺産に登録してもいいくらい美しいのはわかってますが、同じ国の人とは思えないでしょ?日本ではおバカ映画として、一部のアクション映画ファンに支持された以外はあまり話題にもならず終わりました。2本目の「トムヤムクン!」は前作より制作費をかけたにもかかわらずさほど話題にもならずに終わりました。王様のブランチに出演したり、ジャニーズの「スカJ」とかって番組にも出ましたけどね。今はもうアクション映画でお客は呼べないんですね。ジャッキー・チェンの頃は新鮮だったんでしょうけど。私だってアクション映画なんて興味もなかったし、タイなんてタイ料理食べるくらいでわざわざ行こうなんて思ったこともないですよ、ホントに。偶然・・・なんですよね。映画を見に出かけて、見たいものが満席で2時間待たなくちゃいけなくて。


それもイヤだし、じゃぁ、空いてるこっちにしようって観た映画だったんです。始まって10分は「失敗したなぁ」って思いました。つまらないし、言葉もなんかわけわかんない。中国でも韓国でもない。これってどこの映画って思ってたんですよね。でも、中盤のこの人のずば抜けた身体能力を見たとたん、なんかこう・・・ベタな言い方だけど感電したみたいになっちゃって・・・。すごい、すごい、すごいって・・・この映画の宣伝文句は「NOスタント、NOCG、NOワイヤー」つまり、すべてのアクションを彼は生身で演じていたわけ。なぜって、彼は元々顔を出すことのないスタントマンだったから。そして、さらに私が彼に惹かれたのは彼がタイの中でも被差別地域の出身だったから。ご存知の方も多いと思いますが、タイは身分社会でもあります。学歴は大卒が当たり前。お金持ちはどこまでもお金持ち、貧しい農家はどこまでも貧しいまま。地方に行けば行くほどそうなんですね。タイでは色が白いことが憧れの対象となり、従って彼のように生まれながら肌が浅黒い地方出身者はたとえスターになっても「田舎者」です。ゴルマイが日焼けを嫌うのはそのためだと思います。色が黒い=田舎者。だからTONYは、公開された映画がタイの興行成績歴代2位と言う成功を収めても女性には人気がありません。その代わりと言ってはなんですが、フランスや韓国ではものすごく人気があるんですよ。でも、それでも彼は「タイの文化や古式ムエタイの美しさを世界に伝えたい」と、海外からのオファーを断り続けているんです。その精神力って、私はすごいと思います。「僕は田舎者ですよ」と笑って言える彼が、本当に大きく見えました。10月に中国で開かれたアジアのアクションスターを一堂に集めた【Martial Arts Global Celebration】で、Best Action Actor 賞を受賞し、子供の頃から憧れていたジャッキー・チェンに祝福されたってニュースを見て、本当に嬉しくて・・・あきらめないでよかったね、って。

授賞式のTONY。本当にいいものを着るようになりました・・・



ゴルマイの「ONE BY ONE」はムエタイをテーマにしてると言うことですが、FFYの中のGolfのアクションはTONYの型をコピーしていますし、2人でダンサーに肘打ちかますのもTONYの映画の中に出てくるものです。

何より嬉しかったのは、Mikeの部屋・・・居間かな?にTONYのポスターが飾ってあって、レポーターが「これはJAA PHANOM(タイでの名前)だね」って言う言葉にMikeたちがポスターと同じポーズを取ったこと(笑)ありがとう、Mike。キミはいい子だと思ってたよ好きな人が好きな人にリスペクトされてるって言うのは、すごく嬉しいものです。見た目はまったく違うけど、私にとってはみんな大好きなタイの人です。 去年の4月に2作目の映画のプロモで来日した際、映画関係のお仕事をしている友人のコネでTONYにインタビューすることができました。もう、一生の思い出です。その時のTONYは映画の中の荒々しさなど微塵もなく、とても静かに話す人でした。インタビューが始まる前に、彼が自ら私達プレスに「オハヨウゴザイマス」と握手をしてくれました。大きくて厚みのある手でした。私は舞い上がってしまい、満足に顔を見ることもできないでずっと後ろのポスターを見ながらインタビューしていました(笑)もったいないなぁ・・・配給会社の方が「そろそろ時間ですので」と巻き始めたとき、本当に寂しくて泣きそうでした。でも、あくまで「仕事」で参加しているのでファンであるような振る舞いはできないし・・・最後に握手をしたときに「ポップガンマイ、チョークディーナカ」(また会いましょう、幸運がありますように)と言うのがやっとでしたがTONYは「コップクンカップ、サワディーカップ」と・・・。その場で気を失うんじゃないかと思いましたよ、幸せで(笑)

 インタビューでもポーズを取らされるのはアクション俳優の宿命。これは「酔拳」


すべては彼から始まった私のタイ生活。みなさんも、もし機会があったら彼の映画を観てみてくださいね・・・。

 
eXTReMe Tracker